究極の定規

 

KAIDAN MEMORI Series

Niigata seiki Co.,Ltd.



極の定規を見つけてしまい、瞬間的にメイン定規にすることを決意、15cm/30cm/60cmを衝動買いしました。

15cm/30cmが先に到着し60cmを待っている状態ですが、興奮が抑えられず書いています。

定規というシンプルな製品で、まだこんなに工夫の余地があったのかと、驚きました。

製品写真を見ていただければ、日々使い込んでいる方はすぐに分かってくださると思います。

上:新潟精機, 快段目盛・・・今回感動した製品
中:KOKUYO, 本当の定規・・・KOKUYO DESIGN AWARD 2014から製品化されたもの
下:DRAPAS, ステンレス直尺・・・今までの仕事道具


「快段目盛」の特徴

1. 1mm目盛りが階段状で線の長さがmmの数字に対応している
2. 1mm目盛りの偶数に黒丸がついていて目安になる
3. 端が折れていて平置きしても持ち上げやすい

本当に使い込んだ上でしかわからない困りごとを、シンプルな工夫で見事に解決していて惚れ惚れします。

僕の場合は38.5cmなど0.5mm単位で印をつけるような使い方が多く、10mm目盛りか5mm目盛りから1mmずつ数えあげることが苦痛だったので、これからすごく楽になると思います。

まったく同じ製品ラインで15cm/30cm/60cm/100cmのバリエーションがあるのも、ただのアイデア商品ではないことが現れていて素晴らしいです。

「本当の定規」の特徴

1. 目盛りが太さのある線ではなく白と黒の境界であるため正確である

アイデア自体は非常におもしろく、製品化された際は速攻で入手したのですが、実用上はあまり効果を感じられませんでした。

目盛りの線には太さがあるといっても、そのうちどこを使うかは感覚として染み付いていますし、そのレベルでの精度を気にする使い方は普段しないからです。

あくまでデザイン側からの面白いアプローチで、定規にもまだまだ進化の可能性があるというスタディとしては感動ものですが、実用上のメリットは少なかったです。


定規を道具として使い込んでいるすべての方に、この情報が届きますように...