駅名標、発車標につづき、誘導標のDesignについてです。
誘導標とは、ここでは駅構内の案内表示全般を指すことにします。
誘導標に必要な情報は3種類に分類することができます。
1. 出入り口の情報
2. ホームの情報
3. その他駅構内設備の情報
そこで3つの色をつかって表示を分けることにしました。
誘導標 Version 1.0 を例に具体的に説明します。
まず下段の改札口案内から。
これは 1. に相当するもので、多くの路線での採用例から、黄色を使うことにしました。
駅への乗り入れ路線を示すことで、改札口によって利用できる路線が変わるような駅でもわかりやすくなっています。
路線名の背景は駅名標、発車標と同じ視認性に優れたダークグレーを使いつつ、上部に黄色をライン上に残すことによって、表示路線が多い場合でもひとつの誘導標として認識できるようにしています。
また、同様のものを出口にも設けることで、例えば改札を抜ける乗り換え路線などを示すことができます。
続いて上段のホーム案内です。
これは 2. と 3. に相当するもので、メインのホームの情報にはダークグレーを、その他施設の案内にはライトグレーを使うことにしました。
ホームの案内は上下2段に分け、上側には番線表示とそこにたどり着くための設備(エレベーターなど)、下側には乗り入れ路線名を表示しました。
それぞれの仕切りの白線の長さによって、どの番線にどの路線が乗り入れているのかを分かりやすく示しています。
コンコースを見通すような位置に改札口がある場合、誘導標に直近のホームと、奥に向かって進む必要があるホームの表示を分け、瞬間的な認知のしやすさとスペース効率を向上させました。
また奥のホーム情報では、その他で使われている路線表示をそのまま使いつつ、ラインを下に伸ばすことで番線表示を無理なく組み込みました。
多くのデザインでは、路線を示すアルファベット表示が異なるなど、駅名標、発車標と整合性が取れていないものが多いので、ここは気をつかいました。
以上が今回の誘導標Designの概要です。
2018.09.17 誘導標 Version 1.5
誘導標とは、ここでは駅構内の案内表示全般を指すことにします。
誘導標に必要な情報は3種類に分類することができます。
1. 出入り口の情報
2. ホームの情報
3. その他駅構内設備の情報
そこで3つの色をつかって表示を分けることにしました。
誘導標 Version 1.0 を例に具体的に説明します。
まず下段の改札口案内から。
これは 1. に相当するもので、多くの路線での採用例から、黄色を使うことにしました。
駅への乗り入れ路線を示すことで、改札口によって利用できる路線が変わるような駅でもわかりやすくなっています。
路線名の背景は駅名標、発車標と同じ視認性に優れたダークグレーを使いつつ、上部に黄色をライン上に残すことによって、表示路線が多い場合でもひとつの誘導標として認識できるようにしています。
また、同様のものを出口にも設けることで、例えば改札を抜ける乗り換え路線などを示すことができます。
続いて上段のホーム案内です。
これは 2. と 3. に相当するもので、メインのホームの情報にはダークグレーを、その他施設の案内にはライトグレーを使うことにしました。
ホームの案内は上下2段に分け、上側には番線表示とそこにたどり着くための設備(エレベーターなど)、下側には乗り入れ路線名を表示しました。
それぞれの仕切りの白線の長さによって、どの番線にどの路線が乗り入れているのかを分かりやすく示しています。
コンコースを見通すような位置に改札口がある場合、誘導標に直近のホームと、奥に向かって進む必要があるホームの表示を分け、瞬間的な認知のしやすさとスペース効率を向上させました。
また奥のホーム情報では、その他で使われている路線表示をそのまま使いつつ、ラインを下に伸ばすことで番線表示を無理なく組み込みました。
多くのデザインでは、路線を示すアルファベット表示が異なるなど、駅名標、発車標と整合性が取れていないものが多いので、ここは気をつかいました。
以上が今回の誘導標Designの概要です。
2018.09.17 誘導標 Version 1.5